Apex Legends シーズン30「マークド」では、新レジェンドの追加よりも、ブラッドハウンドのリワーク、ローバとランパートの強化、アイテム探索システムの変更が大きな話題になりました。8月4日の開幕後も調整は続き、9月15日開始のスプリット2ではアクセルとシアの弱体化、コンジットやヒューズなどの強化、回復アイテムの出現率調整が反映されています。ランクで使うレジェンドを選ぶなら、開幕直後の評判だけでなく、後半の変更と部隊の役割を合わせて確認する必要があります。
このTier Listは、シーズン30スプリット2のランクバトルを対象とした編集部の条件付き評価です。移動手段、情報収集、物資確保、遮蔽物や建物への対応、野良か固定チームかを判断材料とし、ピック率だけで強さを決めていません。高ランク帯の使用データは参考にしますが、プレデター帯の傾向をすべての段位やマップに当てはめるものではありません。使い慣れたレジェンドを変更すべきかどうかも、各Tierの下で具体的に説明します。

Apex Legends シーズン30 Tier List
順位の基準は「どの部隊にも入る絶対的な強さ」ではなく、一般的なランクバトルで仕事を作りやすいかどうかです。ワールズエッジの建物や高低差を使う場面、開けた場所を移動する場面、終盤の狭い安全地帯では求められるアビリティが異なります。以下のTierは各レジェンドの得意条件を含む編集上の目安であり、EA公式のランキングでも勝率順でもありません。
| Tier | レジェンド | 評価が活きる条件・注意点 |
|---|---|---|
| S | アクセル、ローバ、シア、パスファインダー | 移動、物資、索敵の重要な役割を担える候補。シアは連携する部隊向けで、アクセルはアビリティの誤使用を避ける操作判断が必要。 |
| A | マッドマギー、オルター、スパロー、ジブラルタル、バンガロール、ヴァンテージ | 建物への攻め、長距離の索敵、防御や高低差への対応で評価が上がる。マップと部隊構成に応じてS Tier相当の働きも可能。 |
| B | レヴナント、ヒューズ、オクタン、レイス、ヴァルキリー、コンジット、ホライゾン | 明確な役割があり、使い慣れたプレイヤーには十分実用的。ヒューズとコンジットはスプリット2の強化も踏まえて判断。 |
| C | クリプト、コースティック、ワットソン、ランパート、ライフライン、カタリスト、ミラージュ | 事前準備、設置物、連携や得意地形の影響が大きい。採用率が低いことを、能力や勝率の低さと同一視しない。 |
| D | ブラッドハウンド、ニューキャッスル、アッシュ、バリスティック | 汎用的な編成での優先度を低めに置いた相対評価。特定の戦術が組めるなら上位Tierより適する場合もある。 |
データの出典と定義:本文で示すピック率と編成出現数は、第三者トラッカー ApexRankedのSeason 30 Split 2集計(2026年10月7日21時35分 PDT更新)を参照しています。対象は2026年9月15日以降に観測されたPC・PlayStation・Xboxのランクバトルで、追跡対象のApexプレデター822人、プレイヤー単位の試合出場記録173,678件です。ピック率は「そのレジェンドでの出場記録数÷全出場記録数」であり、全ランク・全プレイヤーの使用率ではありません。編成出現数は同一のランクマッチから離脱した3人組をトラッカーが同一部隊と判定した回数で、試合勝利数ではありません。Nintendo Switch 2はこの集計の対象外です。
この同一条件でのピック率は、ローバ19.6%、アクセル15.7%、パスファインダー14.5%、シア6.5%でした。数字は人気と採用状況を示すもので、キャラクター単独の勝率や、選ぶことで勝利が増えるという因果関係は示しません。とくに使用例が少ないレジェンドはサンプルの偏りが大きいため、下位Tierを「統計的に弱い」と決めつける材料には使っていません。
なぜアクセル、ローバ、シア、パスファインダーはS Tierなのか?

アクセル
アクセルを上位に置く理由は、ニトロゲートを使った移動と交戦距離の調整です。平地を横切る場面や味方と一緒に攻め込む場面で役割を持てますが、敵に接近する前に移動先と味方の位置を確認する必要があります。シーズン開始時にはニトロゲートの最大スライドブーストが5秒から3秒に短縮され、キックスタートが自分や味方にも影響するようになりました。さらに8月25日の調整で射出速度やドローンの耐久力、スタン時間も弱体化しています。
したがって、以前のように終極アビリティの拘束だけを頼りに突撃する運用は勧められません。味方が射線を合わせられる位置で移動を始め、キックスタート後に安全な遮蔽物へ移れるかを判断できる部隊なら、依然として大きな利点があります。移動先の確認や味方とのタイミング合わせが難しい場合は、パスファインダーなど操作計画の立てやすい候補も検討してください。
ローバ
ローバの価値は、シーズン30のアイテム経済と直接結び付いています。ブラックマーケットで周囲の物資をまとめて確認できるため、アタッチメントや回復アイテムを探して複数の建物を歩き回る時間を抑えられます。ブレスレットも移動速度と距離が改善され、単なる物資担当ではなく位置の立て直しにも使えるようになりました。序盤の装備がそろわない部隊や、物資の補充を急ぎたい終盤のローテーションで役割が明確です。
ただし、ブラックマーケットを開くために危険な位置で立ち止まれば、便利さがそのままリスクになります。建物内や遮蔽物のある場所で物資を確認し、必要なものを決めてから移動する運用が向いています。戦闘中の回復支援を最優先する部隊ならコンジットも比較対象になりますが、物資確保と移動を一枠で担いたいならローバに分があります。
シア
シアは、索敵した情報を味方の行動につなげられる部隊で価値が高いレジェンドです。敵の位置を把握してから複数人で射線を作る、建物へ入る前に人数や位置を確認するといった場面に適しています。一方、9月のミッドシーズン調整では戦術アビリティ命中時の旋回速度低下効果が削除されました。以前の妨害効果を前提に、敵が自由に向きを変えられないと考えて攻めるのは危険です。
フルパーティーで短いコールを共有できるならS Tierの判断に理由がありますが、味方がスキャンを利用できないソロキューでは評価が下がります。個人で素早く高さを取る手段が必要ならパスファインダー、より長い距離で情報を取りたいならヴァンテージも候補です。シアの順位はすべてのプレイヤーへの無条件の推奨ではありません。
パスファインダー
パスファインダーは、グラップリングフックによる個人移動とジップラインによる部隊の再配置を両立します。ワールズエッジの高低差がある場所、建物の屋上、開けたエリアを越える必要がある場面で使い道が分かりやすいレジェンドです。情報収集の能力はシアほど直接的ではありませんが、味方の構成にかかわらず移動経路を作れる点を評価しています。
グラップリングフックの操作に慣れていないうちは、無理に敵の背後へ飛び込むよりも、遮蔽物から遮蔽物へ移動する用途に絞るほうが失敗を減らせます。固定チームがなくても役割を果たしやすい一方、ジップラインを不用意に設置すると敵にも移動経路を与えます。移動の自由度と判断のしやすさを重視するプレイヤー向けのS Tierです。
プレイする価値があるA Tierレジェンドは?
マッドマギーは建物や遮蔽物を使う敵を動かしたいときに適しています。攻める合図を共有できる部隊なら、敵を動かした直後に射線を合わせられるのが強みです。一方、遠距離から様子を見る時間が長い構成では、その積極的な道具を活かしにくくなります。ワールズエッジの室内戦など、攻める場所を決めて使うと評価が上がります。
オルターは壁や床を利用したルート変更に特色があり、高低差の多い建物で強みを出しやすい候補です。ただし、ポータルをどこにつなげるかを味方が理解していないと、撤退と突入の判断がばらばらになります。すでにポータルの設置位置を把握している部隊なら、Tierだけを理由にアクセルへ乗り換える必要はありません。スパローは索敵とエリアへの圧力を組み合わせられますが、味方が得た情報を活用する前提はシアと共通します。
ジブラルタルは守りながら立て直す部隊に向き、バンガロールはスモークを使った射線管理と位置変更を担当できます。ただし、スモークが味方の視界も遮ることや、ドームを置く場所が次の移動に影響することは意識したい点です。ヴァンテージは開けた地形での遠距離索敵に強みがあり、射撃の精度と位置取りに自信があるなら優先順位が上がります。A Tierは一段劣るという意味ではなく、地形や編成によって価値が変わるグループです。
ランクでまだ強いB Tierレジェンドは?
レヴナント、オクタン、レイス、ホライゾンにはそれぞれ戦闘への入り方や高低差への対応に明確な持ち味があります。すでにアビリティの移動距離とタイミングを把握しているなら、使い慣れない上位Tierよりも任務を果たしやすい場合があります。ただし、部隊全員の移動や物資補給まで一人で担えるとは限りません。仲間の残り二枠で情報と支援を補えるかが判断のポイントです。
ヒューズはスプリット2で爆発への耐性、ナックルクラスターの使い勝手、アルティメットなどに調整が入りました。遮蔽物の裏にいる相手へ圧力をかけられる一方、移動手段が不足する部隊では別のレジェンドで補う必要があります。コンジットも同じ更新でアルティメットの展開やアップグレードが改められ、味方のシールド補助とエリア管理を重視する構成ではローバより適することがあります。どちらも開幕直後の評価だけで低く見るべきではありません。
ヴァルキリーはシーズン開始時に戦術アビリティの威力やアルティメットの高度が下がりましたが、ジェットパックと長距離移動の役割は残っています。高所を取りたい部隊や、次の安全地帯への移動計画を重視する場合は採用理由があります。ただし、以前の火力や飛行高度を前提にしたルート選択は見直してください。順位よりも、そのマップで必要な移動距離と味方の構成を優先するほうが合理的です。
なぜランパートとブラッドハウンドは予想より低いのか?

ランパートは、強化された増幅バリケードとシーラによって、位置を守る戦いで明確な役割があります。狭い通路や建物の入口など、敵の進行方向が限られる場所では強さを発揮しやすいでしょう。一方で、次の安全地帯へ何度も長距離移動する展開では、設置したバリケードを置いていくことになります。C Tierという評価は、こうした地形依存と移動面の制約を反映したもので、実際の勝率が低いと証明されたという意味ではありません。
ブラッドハウンドはシーズン30で痕跡の追跡、白いカラス、追加スナップショットを伴うスキャン、新アルティメット「主神のクローク」を獲得しました。その後の調整でもクロークの視認性やスキャンが改善されています。敵へ近づく前に情報を取り、部隊で接近経路を合わせる戦術なら活用できますが、単独で突入するための即効性の高い移動スキルとは役割が異なります。短時間の情報共有が難しい編成では、他のリコン候補を選びやすいのが下位評価の理由です。
両者について、出典の不明な「勝率」や、少数サンプルの生存指標を勝率として掲載することは避けました。ApexRankedのOutlast Rateは、同じロビーの追跡対象プレイヤーより長く生き残った割合であり、チャンピオン獲得率でも勝率でもありません。ブラッドハウンドやランパートは追跡された出場数自体が少ないため、ピック率だけから性能を断定することもできません。設置物を軸にする固定チームや、クロークの使い方を決めた部隊では、表のTierより優先して構いません。
シーズン30のメタは何が変わった?
「マークド」の特徴は、レジェンド調整とアイテムの変更が同時に行われたことです。サポート・アサルトの専用サプライボックスなど、一部の物資供給手段が整理され、破損アタッチメントが追加されました。エネルギー武器はマップ上のエネルギーアモを拾う方式から、弾薬が時間経過で回復する方式へ変更されています。ただし9月のミッドシーズン更新では回復アイテムやリセットされたアイテムボックスの出現内容が再調整されたため、「常に物資が不足する」という固定的な説明は正確ではありません。
- ブラッドハウンド:追跡・スキャン・主神のクロークを中心にリワークされ、後続の更新で使い勝手も調整。
- ローバ:ブレスレットとブラックマーケットを強化。装備探しに時間をかけたくない部隊向け。
- ランパート:バリケードの展開と耐久力、シーラ使用時の移動性能が改善。
- ヴァルキリー:ミサイルの基礎ダメージとアルティメットの基本高度が低下。
- アクセルとシア:開幕後の追加調整も含め、妨害能力に対する対抗手段が増加。
- ヒューズ、コンジット、カタリスト:スプリット2でアビリティやアップグレードに強化・調整が実施。
これらの変更は、2026年8月3日公開の公式「マークド」パッチノートと、9月14日公開の公式ミッドシーズンパッチノートで確認できます。ランクでは引き続き機動力が重要ですが、建物を押さえる部隊、開けた地形を移動する部隊、物資を集めて終盤に備える部隊で最適な選択は変わります。公式のアビリティ変更と第三者の使用統計は別の資料であり、どちらも単独では勝率の優劣を証明しません。
シーズン30で各クラス最強のレジェンドは?
クラス別に選ぶ場合も、まず部隊に足りない役割を確認してください。たとえば移動手段がすでに二つある部隊なら、もう一人のスカーミッシャーを足すより、索敵や防御を補うほうが実用的です。以下はクラス単位の絶対的な強さではなく、使う場面を限定した候補の整理です。
- アサルト:マッドマギーは建物内や遮蔽物の裏への攻め、バンガロールは射線を切りたい場面に向く。
- スカーミッシャー:アクセルは部隊と一緒の素早い攻め、パスファインダーは高低差の移動、オルターは建物を使ったルート変更が得意。
- リコン:シアは連携した近中距離戦、スパローは索敵とエリア制圧、ヴァンテージは長い射線を取れる地形で選びやすい。
- コントローラー:コースティック、ワットソン、ランパート、カタリストは守る地点を事前に決められる部隊で優先度が上がる。
- サポート:ローバは物資補充、コンジットはシールド支援、ジブラルタルやニューキャッスルは防御と立て直しを重視する場合の候補。
同じレジェンドでも、ワールズエッジの屋内戦と開けた場所での交戦では役割が変わります。プレイヤーの熟練度も重要で、設置物や移動アビリティの扱いに時間がかかるなら、まずチーム全体で実行できる戦術を優先してください。クラスを一人ずつそろえること自体は勝利条件ではありません。
ランクで最強のチーム構成は?
ApexRankedの前述した2026年10月7日更新・PC/PlayStation/Xbox・プレデター帯スプリット2サンプルでは、アクセル+ローバ+パスファインダーの同一部隊としての観測数が2,454件で最多でした。アクセル+ローバ+シアは1,206件で、確認された編成の一つですが最多ではありません。「編成出現数」はトラッカーが同じ試合からの退出時刻などを基に同一部隊と判定した回数であり、優勝回数でも勝率でもありません。データの取得期間、段位と集計方法はTier表直後に記載したものと同じです。
- アクセル+ローバ+パスファインダー:移動と物資を優先する編成。高低差のある場所や複数の安全地帯を移動する展開に向くが、索敵能力は別途補う必要がある。
- アクセル+ローバ+シア:移動・物資・敵情報を分担する編成。スキャン後の攻撃タイミングを共有できる固定チームで価値が高い。
- オルター+アクセル+ローバ:建物を使ったルート変更と積極的な移動を重視。ポータルの行き先を味方が把握していることが前提。
- ローバ+パスファインダー+シア:物資と再配置を確保しつつ索敵を維持する構成。パスファインダーが動線を作り、シアの情報を使って戦う。
これらは編成例であり、どのマップや段位でも同じ結果を保証する組み合わせではありません。ソロキューでは連携前提のアビリティが十分に活かせないこともあるため、味方が使える移動手段と自分が得意な役割を見て決めてください。平均RPが高い編成でも、プレイヤーの腕前や固定チームの影響を取り除いた比較ではない点に注意が必要です。
シーズン30でメインにすべきレジェンドは?
ソロキューで移動の選択肢を増やしたいならパスファインダー、物資管理に困る部隊ならローバが判断しやすい候補です。固定チームで敵の位置を共有して攻めるならシア、移動と戦闘開始のタイミングを細かく合わせられるならアクセルが候補になります。どれも特定の地形やチームの課題を解決するための選択であり、Tierの文字だけで乗り換える理由にはなりません。
すでにマッドマギー、オルター、レイス、ヴァルキリーなどを使い込み、安定して役割を果たせているなら、上位Tierの練習にかかる時間も考慮しましょう。初めて使うレジェンドのアビリティをランクで試すと、移動先の選択や攻撃の合図が遅れる可能性があります。まず射撃訓練場や通常マッチで基本操作を確かめ、そのうえで実際に足りない役割を補えるか判断する方法が現実的です。
クリプト、ワットソン、ランパート、ブラッドハウンドのように事前準備やチームの理解が必要な候補も、条件が合えば採用理由があります。設置位置、スキャン後の動き、撤退経路まで決めている部隊なら、汎用Tierが低いこと自体は大きな問題になりません。ランキングはキャラクターの可能性を否定する表ではなく、特別な条件なしで使う場合の優先順位として読んでください。
Apex Legends シーズン30 Tier List FAQ
シーズン30で優先したいレジェンド
単独で最強と断定できるレジェンドはいません。スプリット2ではローバ、アクセル、パスファインダー、シアがそれぞれ物資、機動力、再配置、索敵という異なる強みを持ちます。ローバは装備を整える役割が必要な部隊で、パスファインダーは高低差の移動が重要な地形で選びやすい候補です。シアは連携できる味方がいるほど強みを発揮しやすく、アクセルは調整後のリスクを理解した操作が必要です。
ローバのS Tier評価
このTier ListではS Tierです。アイテム出現システムの変更に対してブラックマーケットが物資確保の手段となり、ブレスレットの強化も移動を助けます。ただし、Sという評価は戦闘中の回復支援まで最も優秀という意味ではありません。シールド支援や守り直しが最優先の編成では、コンジットなどと比較してください。
リワーク後のブラッドハウンドの役割
ブラッドハウンドは追跡とスキャン、主神のクロークによって敵への接近方法を増やしました。味方と合わせて位置情報を活かせるなら使う理由がありますが、即座に高所を取る移動アビリティを持つレジェンドとは役割が異なります。現在のD Tierは汎用的な採用優先度を示す編集判断であり、勝率が低いという統計的な証明ではありません。クロークを利用した進入や撤退をチームで練習しているなら、順位よりその戦術との相性を優先してください。
弱体化後のアクセルの運用
移動と交戦距離を調整する役割は残っていますが、ニトロゲートやキックスタートの弱体化を無視してはいけません。特にアルティメットのスタン時間が短くなったため、以前の妨害時間を前提にした突撃は通用しにくくなっています。味方の位置と次の遮蔽物を確認しながら使えるなら上位Tierとして評価できますが、手軽さを優先するプレイヤーにはパスファインダーやローバも選択肢です。高ランク帯のピック率は採用状況を示すだけで、勝率を直接表す数字ではありません。