フィオニーは、スキル説明に「会心」と書かれているからといって、普通の会心アタッカーのように育てると方向を間違えやすい異常エージェントです。一般的な会心アタッカーを目指すキャラではありません。フィオニーのビルドで特に重要なのは開幕異常掌握で、この数値が「脆弱」状態の敵に対する状態異常ダメージの会心率に直接関わります。
現行のVer.3.3.2ベータ時点の数値では、開幕異常掌握245Ptが、この会心率を100%まで上げるひとつの目安です。245Ptに届かなくてもフィオニーは十分機能するため、必須ラインではなく、あくまで明確な到達目標として考えるのがいいでしょう。なお、詳細な数値はまだベータデータのため、正式実装までに変更される可能性があります。
現時点のフィオニービルドはどう組む?

まず意識したいのは異常掌握と異常マスタリーの2つです。異常掌握はフィオニー固有の状態異常会心ギミックを目標値まで伸ばすために重要で、異常マスタリーは実際に発生する状態異常ダメージを強化します。通常の会心率や会心ダメージは、このビルドでは優先度がかなり下がります。
なぜフィオニーは異常掌握245Ptを目指す?
フィオニーの現在のコアパッシブでは異常マスタリーが40Pt増加し、チームメンバーが敵に状態異常ダメージを与えると、その敵を20秒間「脆弱」状態にします。「脆弱」状態の敵が状態異常ダメージを受けた時、そのダメージには基本会心率30%、会心ダメージ15%で会心が発生する可能性があります。これは通常攻撃などの直撃ダメージに使う一般的な会心とは別の、フィオニー固有の状態異常会心ギミックです。
フィオニーの開幕異常掌握が145Ptを超えている場合、超過した1Ptにつき、この効果の会心率がさらに0.7%上昇します。計算はかなり分かりやすく、145Ptを100Pt上回れば会心率が70%加算され、基本30%と合わせて100%になります。つまり、異常掌握245Ptがひとつの完成ラインになるわけです。
245Ptは完成目標であって最低条件ではない
フィオニーは現在、Lv.60時点で異常掌握152Ptを持っているため、最初から145Ptの基準値を少し超えています。6番ドライバディスクの異常掌握、「パエトーン」の歌、そして異常掌握30%を持つ音動機を組み合わせれば、245Ptにはかなり届きやすくなります。無理なく245Ptにできない装備でもビルドが成立しないわけではなく、状態異常会心率が100%未満になるだけです。
ここで重要なのは、判定に使われるのが開幕異常掌握であること。状態異常蓄積効率だけを上げる効果を、この計算用の開幕異常掌握として扱うことはできません。そのため、異常掌握そのものを持つ音動機はフィオニーにとって特に価値が高くなります。
通常の会心ステータスでは代用できない
4番ドライバディスクを会心率にしても、フィオニーの最大のビルド課題は解決できません。固有の状態異常会心率は開幕異常掌握を参照するため、一般的な会心率を積んでも異常掌握の代わりにはなりません。基本的なフィオニービルドなら、4番は異常マスタリーのほうが噛み合います。
サブステータスも同じ考え方です。フィオニーが軸にする状態異常ダメージを伸ばすなら、異常マスタリーと攻撃力の価値が高く、通常の会心系は主に直接攻撃部分にしか影響しません。会心率と会心ダメージが両方付いたディスクだからといって、異常マスタリーや攻撃力がしっかり伸びたディスクより自動的に優秀になるわけではありません。
フィオニーにおすすめの音動機は?
フィオニーテストエンジンは、現行ベータでは最も素直に噛み合う選択肢です。Lv.60で基礎攻撃力713、異常掌握30%を持ち、さらにパッシブで異常マスタリー+75Pt。任意のメンバーが敵に与えた状態異常ダメージで会心が発生すると、フィオニーの炎属性ダメージが20秒間40%アップし、再発動で継続時間が更新されます。
この音動機は、フィオニーのビルドで欲しい2方向を同時に補えます。異常掌握は245Ptの目標に近づけ、異常マスタリーは状態異常ダメージそのものを強化。さらにチーム全体で状態異常会心を狙うフィオニーの仕組みなら、炎属性ダメージアップの発動条件とも自然に噛み合います。現在の音動機名はベータ段階の名称のため、正式実装時に変更される可能性があります。
| 音動機 | フィオニーに有効な効果 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| フィオニーテストエンジン | 異常掌握30%、異常マスタリー75Pt、炎属性ダメージ+40% | 専用音動機 |
| 殻の中の魂 | 異常掌握30%、異常マスタリー90Pt | エーテル属性限定の効果はフィオニーでは発動しない |
| フロスト・クレセント | 異常掌握30% | 氷属性限定のパッシブはフィオニーでは発動しない |
「殻の中の魂」は属性が違っても欲しい2ステータスを確保できる
「殻の中の魂」は一見するとエーテル属性向けの音動機ですが、フィオニーでも異常掌握30%と異常マスタリー90Ptはしっかり活かせます。1本でフィオニーに重要な2つのステータスを確保できるのが強みです。ただし、エーテル属性の装備者を条件とする効果はフィオニーでは発動しないため、その部分は評価から外して考えましょう。
すでに「殻の中の魂」を持っているなら、フィオニーを成立させるためだけに専用音動機を必須と考える必要はありません。専用音動機の炎属性向け効果は失いますが、245Ptを狙うための異常掌握と大量の異常マスタリーは確保できます。
「フロスト・クレセント」は主に異常掌握目的
「フロスト・クレセント」も異常掌握30%を持つため、フィオニーのステータス調整には使えます。ただし、パッシブ本体は氷属性の装備者を前提としているため、氷属性ダメージアップや「狂咲」強化はフィオニーでは発動しません。性能をフル活用する音動機というより、手持ちにある異常掌握30%のS級音動機として使うイメージです。
フィオニーのおすすめドライバディスクは?
4セット「パエトーン」の歌は完成形として使いやすい
現時点でまとまりがいいのは、4セット「パエトーン」の歌 + 異常マスタリー系2セットです。「パエトーン」の歌は2セットで異常掌握+8%となり、フィオニーの開幕異常掌握245Ptを狙いやすくなります。さらに4セット効果では、任意のメンバーが『強化特殊スキル』を発動すると、装備者の異常マスタリー+45Pt、継続時間8秒となります。
4セット効果には、装備者本人以外が『強化特殊スキル』を発動した場合にエーテル属性ダメージ+25%という効果もありますが、炎属性のフィオニーにはこの部分は活かせません。重要なのは異常マスタリー45Ptのほうです。追加の2セットで異常マスタリー30Ptを取るだけの場合と比べると、効果中は「パエトーン」の歌4セットのほうがより高い異常マスタリーを確保できます。
残りの2セット枠は、手持ちで一番質のいいものを選べば問題ありません。
- フリーダム・ブルース:異常マスタリー+30Pt
- ケイオス・ジャズ:異常マスタリー+30Pt
- 契る翼の運命:異常マスタリー+30Pt
この3セットはどれも2セット効果が異常マスタリー+30Ptなので、セット名そのものにこだわりすぎる必要はありません。4番・5番ディスクのメインステータスやサブステータスが一番優秀な組み合わせを選ぶほうが大切です。
2+2+2なら手持ちに合わせて柔軟に組める
フィオニーは4セットを無理に揃えなくても問題ありません。使いやすい代替案が、2セット「パエトーン」の歌 + 異常マスタリー系2セットを2種類という2+2+2構成です。これなら異常掌握+8%を確保しながら、メインステータスやサブステータス、音動機を考慮する前の段階で異常マスタリー+60Ptを得られます。
例えば「パエトーン」の歌 + フリーダム・ブルース + ケイオス・ジャズという組み方ができますが、契る翼の運命に入れ替えても2セット効果の合計値は変わりません。厳選途中で強い異常マスタリー・攻撃力付きのディスクが複数セットに散らばっている場合にも使いやすい構成です。
弱い4セットを無理に揃える必要はない
この2つの構成の違いは、セット効果を取るか、装備の自由度を取るかです。「パエトーン」の歌4セットなら効果中により多くの異常マスタリーを得られます。一方、2+2+2なら4部位を同一セットで揃える必要がないため、手持ちの強いディスクを使いやすくなります。「パエトーン」の歌4部位のメインステータスやサブステータスが弱いなら、混合セットのほうが実際のビルドでは強くなることもあります。
フィオニーのメインステータスは何を選ぶ?
4番は異常マスタリーがおすすめです。6番は異常掌握を選びましょう。状態異常の蓄積に役立つうえ、フィオニー固有の状態異常会心率を伸ばす245Ptラインにも直接関わります。5番は炎属性ダメージボーナスまたは攻撃力%が候補で、実際にはサブステータスまで含めて質の高いディスクを選ぶのがいいでしょう。
サブステータスは異常マスタリーを最優先し、次に攻撃力%を狙います。その次の候補として攻撃力の実数値も使えます。通常の会心率・会心ダメージも直接攻撃部分には効果がありますが、異常マスタリーや攻撃力が付いた優秀な異常向けディスクを捨ててまで優先する必要はありません。
フィオニーはどうやってダメージを出す?
フィオニーは、他のメンバーが状態異常を起こすのを控えで待つだけのキャラではありません。自身の立ち回りは「燃焼攻撃」「余火」、状態異常蓄積、そして「狂咲」の追加ダメージを軸に回ります。通常の直撃ダメージ倍率を細かく覚えるより、どの攻撃がこのループにつながっているかを理解するほうが重要です。
「燃焼攻撃」で「余火」を貯める
フィオニーの通常攻撃3段目と4段目は「燃焼攻撃」とみなされます。「燃焼攻撃」でダメージを与えると「余火」を獲得でき、最大120Ptまで保持可能です。分岐攻撃や2段階の『強化特殊スキル』も「燃焼攻撃」として扱われるため、通常攻撃と特殊スキルは別々に使うというより、ひとつの流れとしてつながっています。
「余火」が90Pt以上になったら、通常攻撃を長押しして90Ptを消費し、武器を投げる攻撃を発動できます。とどめの一撃がすでに何らかの状態異常になっている敵に命中すると、対応属性の状態異常ダメージを固定464%倍率で与える「狂咲」が1回発動します。この「狂咲」で会心が発生した場合、会心ダメージがさらに20%上昇します。
特殊スキルは通常攻撃へそのままつながる
フィオニーの『特殊スキル:追斬』は、特定の攻撃にタイミングを合わせることでパーフェクトガードを発動できます。パーフェクトガードに成功すると「余火」を5Pt獲得し、そのまま通常攻撃3段目につなげることも可能です。つまり、すぐに「燃焼攻撃」に入って次の「余火」獲得へ移れます。
『強化特殊スキル』には2段階あり、どちらも「燃焼攻撃」とみなされます。また、通常攻撃3段目にもつなげられます。さらに『強化特殊スキル:2段目』、通常攻撃長押し、終結スキルの重撃が命中すると「蓄エネルギー」を獲得でき、所持中は次の重撃に炎属性の追加攻撃が発生します。この追加攻撃は『強化特殊スキル』として扱われます。
終結スキルも「狂咲」の大きなダメージ源
フィオニーの終結スキルは自身のHPをすべて消費し、大きな炎属性ダメージを与えます。とどめの一撃がすでに状態異常になっている敵に命中すると、さらに固定623%倍率の「狂咲」が発動します。通常攻撃長押しと同じく、この「狂咲」で会心が発生した場合は会心ダメージがさらに20%アップします。
そのため、敵に状態異常が入っていない状態で終結スキルを使うと、このスキルの重要な部分をひとつ失うことになります。できれば別の状態異常が付与された状態でフィオニーの終結スキルを使いましょう。現行ベータデータには、終結スキル後にフィオニーが再度入場し、自身のHPを回復する流れも含まれています。
英語版ベータでは状態名の表記がまだ統一されていない
現行データにはひとつ注意したい点があります。英語版ベータテキストでは、終結スキルの説明にAnnihilation、その後の入場効果にDowned、連携スキルの発動条件にDissolutionという異なる名称が使われています。正式版のローカライズが確定するまでは、この3つが完全に同一の状態を指していると断定しないほうが安全です。
現段階で確実に言えるのは、フィオニーにはHPを消費する特殊な終結スキル後の流れがあり、その後の入場効果でHPを回復できること、そして特定状態で連携スキルを発動すると、その連携スキルによる状態異常蓄積値が30%増加することです。
フィオニーの基本的な立ち回りは?
基本ルールはシンプルで、まず状態異常を付与し、その状態が残っている間にフィオニーの大きな「狂咲」発動手段を使うことです。通常攻撃、特殊スキル、回避、支援スキルは主に直接ダメージや状態異常蓄積を担当し、通常攻撃長押しと終結スキルが大きな「狂咲」の発動手段になります。
- まずチーム全体で敵への状態異常蓄積を進めます。
- フィオニーを出場させ、通常攻撃と特殊スキルで炎属性の状態異常蓄積と「余火」を進めます。
- 「燃焼攻撃」を使いながら「余火」を90Ptまで貯めます。
- 敵がすでに状態異常になっていることを確認してから通常攻撃を長押しし、「余火」90Ptを消費して464%倍率の「狂咲」を発動します。
- 再びチームを回し、状態異常ダメージを発生させながら「脆弱」を維持し、次の攻撃機会を作ります。
- フィオニーの終結スキルが使えるようになったら、状態異常中の敵に当てて623%倍率の「狂咲」を発動します。
- 終結スキルでHPを消費した後は、HP回復につながる現在の入場ルートまで意識して動きます。
実際の順番は敵の動きや、レミエールとヴェリナがどれだけ早く各自の効果を回せるかによって変わります。ただし、フィオニーの通常攻撃長押しと終結スキルについては、敵にすでに状態異常が付いているタイミングで使う、という基本は変えないほうがいいでしょう。
なぜレミエール+フィオニー+ヴェリナが本命編成?
フィオニーの現行キットは、異常3人編成との相性がかなり明確です。追加能力では、「脆弱」状態の敵に与える状態異常ダメージの会心ダメージが、異常エージェント2人なら25%、3人なら40%まで上がります。レミエールとヴェリナもどちらも特性「異常」なので、この3人ならフィオニーの3人条件をそのまま満たせます。
レミエール側も異常3人編成の恩恵が大きい
レミエールも、編成内の異常エージェントが増えるほど恩恵が大きくなります。異常3人の場合、追加能力によるチーム全体の攻撃力アップが最高段階になり、「相転時流」状態で自身が与えるブレイク値もより大きく上昇します。さらに「幻色」が付与された敵を攻撃すると、チーム全体の状態異常蓄積効率が上がるため、次の状態異常までの流れを短くできます。
ヴェリナは状態異常蓄積を通しやすくする
ヴェリナの「竜巻」は敵の風属性状態異常蓄積耐性を下げることができ、「彩色」が発動した場合は対応する属性の状態異常蓄積耐性も下げられます。追加能力ではこの耐性ダウン効果がさらに強化され、蓄積する状態異常蓄積値も増加します。何度も状態異常を発生させながら戦うこの編成では、フィオニーが欲しいサポートと非常に噛み合っています。
3人とも同じ状態異常ループを別方向から強化できる
この編成が自然にまとまる理由は、単にS級エージェントを3人並べているからではありません。フィオニーは「脆弱」を維持し、状態異常ダメージの会心機会を増やすために、チームから継続的な状態異常ダメージを求めます。レミエールは異常3人編成を強化しつつ蓄積効率を補助し、ヴェリナも状態異常蓄積耐性を下げながら自身の状態異常ギミックを回せます。
そのため、現時点の情報でまず軸にしたいのはレミエール+フィオニー+ヴェリナです。フィオニーには今後ほかの実用的な編成が見つかる可能性もありますが、現段階では同じ完成度の編成として紹介できるほど十分な検証データはまだありません。
フィオニーのスキルはどれから上げる?
コアスキルの強化を除き、5種類の通常スキルだけで優先順位を付けるなら、通常攻撃 > 特殊スキル > 連携スキル > 支援スキル > 回避をおすすめします。これは公式に指定された強化順ではなく、現行ベータで各スキルがフィオニーの実戦ループにどれだけ関わるかを基準にした育成優先度です。
通常攻撃を最優先で強化したい
フィオニーは実戦中、通常攻撃の流れに何度も戻ってきます。3段目と4段目は「燃焼攻撃」として「余火」獲得につながり、通常攻撃長押しは「余火」90Ptを消費して464%倍率の「狂咲」を発動する手段でもあります。後半の通常攻撃は状態異常蓄積にも大きく関わるため、フィニッシュだけでなく通常の立ち回り全体で使うスキルです。
特殊スキルは「余火」ループを止めずにつなげる
特殊スキルは複数のギミックをまとめてつなげられるため、その次に優先したい枠です。『特殊スキル:追斬』ではパーフェクトガードから「余火」を獲得し、そのまま通常攻撃3段目へ移れます。2段階の『強化特殊スキル』も「燃焼攻撃」として扱われ、通常攻撃へ戻りながら「蓄エネルギー」とも連動するため、直接ダメージだけが目的でなくても戦闘中の使用頻度は高くなります。
連携スキルには重要な終結スキルも含まれる
連携スキルを通常攻撃と特殊スキルより下に置く理由は、普段の出場中に使える頻度が低いからです。連携スキル自体は「燃焼攻撃」とみなされ、特定状態ではその連携スキルで蓄積する状態異常蓄積値が30%アップします。また、同じスキルカテゴリには623%倍率の「狂咲」を発動できる終結スキルも含まれています。
支援スキルと回避は後回しでもいい
支援突撃は炎属性ダメージと状態異常蓄積の両方を持つため、育成素材が限られているなら支援スキルを回避より先に上げたいところです。回避反撃にも状態異常蓄積はありますが、通常攻撃・特殊スキル・連携スキルほど「余火」の循環や主要な「狂咲」発動タイミングに直接関わりません。
ひとつ注意したいのは、現行の説明では464%と623%の「狂咲」は固定倍率として記載されていることです。このスキル優先度は、通常攻撃や連携スキルのレベルを上げることで、この固定464%・623%倍率そのものが上昇するという前提ではありません。あくまで各スキルカテゴリの使用頻度と、その周辺ギミックへの関わり方を基準にしています。
フィオニーの心象映画はどこまで重要?
M0でもフィオニーの基本ループは完成している
フィオニーは追加の心象映画がなくても、「脆弱」、状態異常会心、「余火」、通常攻撃長押しによる「狂咲」、終結スキルによる「狂咲」といった主要ギミックを使えます。そのため、キャラ本体とメイン編成を揃えたいプレイヤーなら、M0でも十分に止めどころになります。心象映画を追加する前に、まず装備とチームメンバーを整えるのがおすすめです。
M1は「余火」の回転と状態異常会心のリターンを強化
M1では、フィールド入場時にフィオニーが「蓄能」を1Pt獲得し、「燃焼攻撃」による「余火」の獲得効率が15%アップします。さらに「脆弱」状態の敵に対して指定された条件で状態異常ダメージの会心が発生すると、その会心ダメージが追加で20%上昇します。M0の時点で使っている仕組みを、そのまま扱いやすく強化する最初の心象映画です。
M2は『強化特殊スキル』中心のループを強化
M2では『強化特殊スキル』発動後、フィオニーが「燃焼」状態に入り、その間は状態異常蓄積効率が15%アップします。「燃焼攻撃」を命中させることで継続時間を更新でき、『強化特殊スキル:2段目』を発動するとエネルギーを8Pt回復します。M0の基本的な戦い方を変えるというより、特殊スキル側の回転をさらに強くする強化です。
M4は通常攻撃長押しでデシベル値を追加獲得
M4では、フィオニーが通常攻撃長押しを発動するたびにデシベル値を200Pt獲得します。通常攻撃長押しはもともと「余火」を消費する重要な「狂咲」発動手段なので、そこから次の終結スキルまでの流れも進めやすくなります。有用な効果ですが、多くのアカウントにとってはかなり深い投資帯です。
M6は編成条件と「狂咲」の両方を大きく変える
M6では、追加能力の発動に必要な「異常」メンバー数が1人減少します。さらに『強化特殊スキル』のとどめの一撃が状態異常中の敵に命中した時、対応属性の状態異常ダメージを固定250%倍率で与える「狂咲」が1回発動し、フィオニー自身が与える「狂咲」は敵の防御力を40%無視します。非常に大きな強化ですが、明確に高投資向けの領域です。
フィオニービルドで避けたいミスは?
- 異常掌握・異常マスタリーより通常会心を優先する:フィオニー固有の状態異常会心率は開幕異常掌握を参照します。
- 6番の異常掌握を外す:開幕異常掌握245Ptを狙うのがかなり難しくなります。
- ビルド全体を崩してまで245Ptを無理に狙う:245Pt未満でも状態異常会心率が100%未満になるだけで、フィオニー自体が機能しなくなるわけではありません。
- 敵が状態異常になる前に通常攻撃長押しを使う:464%倍率の「狂咲」を発動できません。
- 状態異常がない敵に終結スキルを使う:623%倍率の「狂咲」を逃します。
- 弱い「パエトーン」の歌4セットを無理に使う:厳選途中なら、質の高い2+2+2構成のほうが実用的な場合があります。
- 「殻の中の魂」の効果をすべて使えると思う:異常掌握と異常マスタリーは有効ですが、エーテル属性限定の条件はフィオニーでは発動しません。
- 「フロスト・クレセント」の氷属性パッシブが発動すると思う:フィオニーが活かせるのは異常掌握30%で、氷属性限定効果ではありません。
- 現行ベータの英語状態名を確定済みとして扱う:Annihilation、Downed、Dissolutionは英語版ベータテキスト上で表記が統一されていません。
- スキルレベルを上げれば固定「狂咲」倍率も上がると思う:現行データでは、通常攻撃や連携スキルのレベルアップで464%・623%の固定倍率自体が上昇するとは確認できません。
フィオニー育成FAQ
フィオニーは異常掌握245Ptが絶対に必要?
いいえ。現行ベータの計算では、開幕異常掌握245Ptが「脆弱」状態の敵に対する状態異常ダメージの会心率を100%にできるラインです。245Pt未満でもこのギミックはそのまま機能し、会心率が少し下がるだけです。
なぜ開幕異常掌握がそこまで重要?
現在のコアパッシブでは、開幕異常掌握が145Ptを超えた分について、1Ptごとに「脆弱」状態の敵へ与える状態異常ダメージの会心率が0.7%増加します。つまり異常掌握は、通常の状態異常向けステータスであるだけでなく、フィオニー固有の会心ギミックそのものにも直接使われます。
フィオニーに通常の会心率は必要?
最優先ではありません。通常の会心率は通常攻撃などの直接ダメージには影響しますが、フィオニー固有の状態異常会心判定で使われる開幕異常掌握の代わりにはなりません。基本ビルドでは異常マスタリー、異常掌握、攻撃力を優先しましょう。
「パエトーン」の歌4セットは必須?
必須ではありません。2セットで異常掌握+8%を確保でき、4セットでは任意のメンバーが『強化特殊スキル』を使った後に異常マスタリー+45Ptを得られるのが魅力です。ただし4部位の質が低いなら、2セット「パエトーン」の歌 + 異常マスタリー系2セットを2種類組み合わせる2+2+2でも十分使えます。
2+2+2ではどの異常マスタリー系セットを使う?
フリーダム・ブルース、ケイオス・ジャズ、契る翼の運命はいずれも2セットで異常マスタリー+30Ptです。特定の2種類を無理に固定せず、メインステータスとサブステータスが最も優秀な組み合わせを使いましょう。
フィオニーは専用音動機が必須?
専用音動機は、異常掌握30%、異常マスタリー75Pt、さらにチームの状態異常会心ギミックと噛み合う炎属性ダメージアップをまとめて持つため、現時点では最も完成度の高い選択肢です。ただし「殻の中の魂」や「フロスト・クレセント」をすでに持っているなら、属性限定効果をすべて使えなくても、異常掌握30%によって245Ptへの調整をかなり助けられます。
なぜ通常攻撃を特殊スキルより優先する?
フィオニーは戦闘中に何度も通常攻撃へ戻り、3段目と4段目の「燃焼攻撃」で「余火」を貯めます。さらに通常攻撃長押しは「余火」90Ptを消費して464%倍率の「狂咲」を発動する手段でもあります。特殊スキルも非常に重要ですが、「余火」の獲得と主要な消費先の両方に通常攻撃が関わるため、ひとつ上の優先度にしています。
連携スキルが3番目なのはなぜ?
連携スキルには強力な終結スキルが含まれ、特定状態で状態異常蓄積を強化できる重要な効果もあります。ただし通常の出場時間では、通常攻撃や特殊スキルほど頻繁に使えるものではありません。この順位は終結スキルが弱いという意味ではなく、育成素材の効率と実戦での使用頻度を基準にしています。
フィオニーは何から厳選・準備するべき?
まずは6番の異常掌握と、使える「パエトーン」の歌2セットを確保するのがおすすめです。この2つだけでも、フィオニー固有のギミックが参照する開幕異常掌握の目標値へ大きく近づけます。その後に4番の異常マスタリーを確保し、手持ちの質を見ながら「パエトーン」の歌4セットにするか、2+2+2で組むかを決めましょう。
音動機については、専用音動機を必須と考える前に手持ちを確認しましょう。「殻の中の魂」と「フロスト・クレセント」は属性限定効果をすべて活用できないものの、フィオニーが欲しい異常掌握30%を確保できます。まだベータ段階で数値が動く可能性があるため、今のうちは使い回しやすい異常向けドライバディスクを優先して準備し、正式実装前から貴重な育成素材を過剰に投入しないほうが安全です。